「乾燥肌なのに毛穴が開いて見える…」そんなお悩みは、実はインナードライが原因かもしれません。表面は乾燥しているのに、肌内部の水分不足によって皮脂分泌が過剰になり、毛穴が目立つ状態です。ここでは、そのメカニズムと効果的な保湿法を詳しくご紹介します。
インナードライ毛穴のメカニズム
肌の角質層が乾燥すると、バリア機能が低下し、肌は自らを守るために皮脂を多く分泌します。
この皮脂が毛穴に溜まり、開きや黒ずみの原因に。特に乾燥しやすい秋冬や、エアコン使用の多い環境では、症状が悪化しやすくなります。
インナードライ毛穴を防ぐ保湿の3ステップ
1. 洗顔は低刺激・短時間
- 朝はぬるま湯で軽く洗うだけか、低刺激洗顔料を使用
- 夜はクレンジング+洗顔で皮脂や汚れを落とすが、ゴシゴシ洗いは厳禁
→洗いすぎは乾燥を招き、インナードライを悪化させます。
2. 導入化粧水で浸透力アップ
洗顔後すぐに導入化粧水やブースターを使うことで、その後の化粧水の浸透を高めます。
ヒアルロン酸やグリセリン配合のものがおすすめ。
3. 「水分+油分」でW保湿
- 化粧水でしっかり水分を補給
- 乳液やクリームで油分のフタをして蒸発を防ぐ
特に乾燥がひどい場合は、ナイトパックやオイルも併用しましょう。
生活習慣でできる予防策
- 室内の湿度を50〜60%に保つ
- 水分をこまめに摂取(カフェイン・アルコールは控えめに)
- 睡眠中の乾燥を防ぐため、加湿器や濡れタオルを利用
まとめ
インナードライ毛穴は、「皮脂過剰=脂性肌」と誤解してしまいがちですが、根本は水分不足です。
洗顔・保湿の見直しと生活環境の改善で、ふっくら毛穴レスな肌に近づけます。