美肌の基本要素として有名なセラミドですが、セラミドはお肌のキメを整えてくれたり毛穴を目立たなくするには必須の成分なんです。セラミドの美容効果と仕組みをわかりやすく解説します。

セラミドとは

セラミドはお肌の表面の角層に存在しています。セラミドは水分をたっぷり保持して角層細胞の間を接着剤のように埋めています

角層はお肌を作っている角層細胞が何層にも重なってミルフィールのようになっています。その細胞のすきまに天然保湿因子(NMF)や水分があります。この細胞の間の水分や天然保湿因子をしっかりつなぎとめておく役割がセラミドです。

セラミドが角層細胞と水分をつなぎとめているとお肌はいつも水分がしっかり確保できるプルプルなお肌になるんです。

ミルフィーユで例えるとクリームがしっかり入っているミルフィーユはしっとりしていますよね。それと同じような感覚です。

セラミドが充分お肌の中にあるとしっかりと水分と肌細胞をつなぎとめてくれるのでお肌がピンっとはりバリア機能をしっかり保ち健康なお肌にしてくれるんです。

ちなみにミルフィーユ状に何層にも重なり合っている状態を「ラメラ構造」といいます。

セラミド不足が引き起こすバリア機能の低下


お肌のバリア機能をご存知ですか?バリア機能とは外からの刺激からお肌を守る機能です。「バリア機能」という分かりやすい名前ですよね。

外からの刺激とはアレルゲンや細菌、紫外線などですね。バリア機能がしっかり働いているとお肌は守られて外からの刺激を受けにくくなります。

一方セラミドが不足するとバリア機能が低下してしまうと外からの刺激がお肌に入ってしまうため、色々なトラブルが発生してしまい肌が荒れてしまいます。

紫外線の影響もバリア機能が低下していると受けやすくなってしまうので、お肌の中の水分が蒸発して乾燥をひきおこしたり、シミ1やそばかすができる原因となります。お肌の中の水分が蒸発してしまうと乾燥肌になりますが、さらに悪いことにターンオーバーが乱れてしまい、健康なお肌が育ちにくい肌環境になってしまいます。

バリア機能を構成する3つの要素とセラミドの重要性


お肌の角層の中にはバリア機能を保つために3つの要素があります。「天然保湿因子(NMF)」「細胞間脂質(セラミドなど)」「皮脂膜」この3つの要素がきちんと機能することでお肌のバリア機能が作られ守られています。

天然保湿因子(NMF)とは

半分がアミノ酸で構成されていて角質層のなかで水分を保持する重要な成分。セラミドなどの細胞間脂質によって角層につなぎ止められている。乾燥がすすんだお肌には天然保湿因子の数もすくなくなっている。

細胞間脂質(セラミドなど)

セラミドなどをはじめとする細胞間脂質は角質層の中の細胞をつなぎとめてお肌の中の水分を細胞にとどめる役割があり、天然保湿因子(NMF)が持つ水分を蒸発させないように細胞同士を安定させる重要な役割を持っている。細胞間脂質が少ないお肌は天然保湿因子がもつ水分をとどめることができず乾燥しがち。

皮脂膜

体から出る皮脂で角質層の表面をおおって水分の蒸発を防いでくれる膜。年齢とともに皮脂の分泌がすくなくなるが、乳液やクリームで皮脂膜を作ってあげる手助けをすることができる。

LABO長の解説
バリア機能を保つ3つの要素

天然保湿因子(NMF)
細胞間脂質(セラミドなど)
皮脂膜

この3つがきちんとお肌に充分に存在すればバリア機能が高く、乾燥しにくいお肌を保つことができます。しかし1つの要素が崩れるだけでお肌の水分量が少なくなってトラブル肌になってしまいます。セラミドの量を増やしてあげるだけでそれぞれの働きが改善することができます

LABO長

セラミドは加齢によって少なくなる


セラミドはお肌を乾燥から守るために必須の成分です。セラミドはお肌の奥で作られるのですが、年齢を重ねるにしたがって徐々に少なくなってきてしまいます。30歳を迎えるころには急速にセラミドの量が少なくなっていってしまいます。

少なくなってしまったセラミドは化粧品で補うことができます。30歳過ぎてからお肌の乾燥が気になってきた人やたるみ毛穴が気になりだした人はセラミドを与えてあげるケアをすることをおすすめします。

セラミドが不足するとお肌が荒れる


バリア機能が低下して紫外線や外からの刺激を受けやすくなりお肌が乾燥してしまいます。お肌の水分を保つために重要な「天然保湿因子(NMF)」の量も減ってしまい、乾燥肌に拍車をかけてしまいます。

セラミドが不足しているお肌にどんなに水分を化粧水で与えてあげても、水分をつなぎ止めておくセラミドが少ないため水分が蒸発してしまいます。セラミドを与えてあげながら水分をしっかり与えてあげる高保湿なスキンケアを選ぶと良いですね。

セラミドの美容効果


セラミドが角層に充分にあり、水分で満たされているとバリア機能がしっかりと働き、紫外線などの外からの刺激からお肌をしっかり守るのでお肌はいつもうるおいに満ちてしっとりとキメが整ったお肌を保つことができます。

セラミドが充分にあると下記のような嬉しい美容効果があります。

  1. バリア機能がととのって外からの刺激に強くなる
  2. 肌表面のキメが整う!
  3. うるおいを逃さずお肌に閉じ込める!
  4. しっとりハリが保つ!

セラミドの種類


化粧品に使われているセラミドはいくつか種類があります。

  • 天然セラミド 
  • 高価なセラミドでいちばん保湿力が高いとされているセラミド。動物から抽出したセラミドでお肌に浸透しやすくなじみが良いです。さらにセラミドの生産を促してくれるので、肌本来の力が強くなっていきます。

  • ヒト型セラミド 
  • 天然セラミドと同じくらい保湿力が高くなじみやすいセラミドで刺激が少ないのが特徴です。天然セラミドよりも安価で同じくらい保湿力が高いのに安全に使用できるため敏感肌の人にも使いやすいセラミド。

  • 植物性セラミド 
  • 米ぬかなどの植物から抽出したセラミド。

  • 合成セラミド 
  • 石油が原料となって作られたセラミド。

セラミド配合化粧品を選ぶポイントとしては天然セラミド、ヒト型セラミドを選ぶとより高いしっとり感が得られやすいです。

たるみ毛穴にセラミドが良い理由

セラミドはお肌の水分量を保ってくれる働きがあるので、化粧水や美容液などで与えた水分をしっかり保ってくれます。水分で満たされたお肌はキメが整い弾力が保てます。

キメが整うだけでもたるみ毛穴が目立ちにくくなります。

セラミドがお肌にとどまることでお肌の水分量が守られて、外からの刺激からお肌を守るバリア機能をサポートしてくれます。

まとめ

セラミドがいい!とよく耳にしますが、セラミドって大切な役割があったんですね。

特にたるみ毛穴で悩んでいる人はセラミドが不足しがちですので乾燥が気になったらセラミドを取り入れてみてはいかがですか?

  1. 日焼けによるシミ
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