
たるみ毛穴は、加齢によるお肌のハリが失われることで起こります。お肌のハリを出すにはコラーゲン!と聞いたことがあると思いますが、その通りで、年齢とともにコラーゲンなどの不足が原因で起こります。
それでは詳しく解説しますので、たるみ毛穴の原因を知ってゆるみ肌を解消していきましょう!
Contents
たるみ毛穴の原因は「真皮」と「筋肉」の衰え
まずお肌の断面図で、お肌の仕組みを見てみましょう。
お肌は私たちが普段触れている「表皮」が一番上にあります。その下に「真皮」さらにその下に「皮下組織」があります。
たるみ毛穴はお肌の表面ではなく、もっと内側の「真皮」と皮下組織の下にある「筋肉」が加齢などの影響でおとろえることが原因です。
真皮の役目と構造
真皮はお肌のハリをつかさどる部分です。ベッドのマットレスを想像していただくと分かりやすいですね。
ベッドのマットレス(真皮)の中の大部分を「コラーゲン」というグミ状のたんぱく質が占めています。コラーゲンの周りには「ヒアルロン酸」がゼリーの様に水分をたっぷり抱えてコラーゲンを水分で満たしてあげています。
そしてベッドのコアの部分であるバネの役割として「エラスチン」が入っています。エラスチンはコラーゲンがつぶれないようにバネとして支えてあげています。
この3種類の成分がお肌のハリをつかさどる重要な「真皮」という「マットレス」を構成しています。マットレスの中にはこの3種類の成分を作り出す親細胞「線維芽細胞」も存在しています。
真皮の成分
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- エラスチン
- 線維芽細胞(せんいがさいぼう)
繊維状のたんぱく質で、お肌の弾力を保つグミのような組織
ゼリー状の基質で水分をたっぷり保持してお肌全体の水分を守っていて、1gで6Lもの水を保持できる優れもの
繊維状のたんぱく質でお肌のハリを支える「バネ」の役割
お肌のハリをつかさどるコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの生みの親である細胞
筋肉
皮下組織の下に筋肉があり、筋肉はお肌を構築する「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つを支えています。
筋肉はベッドの骨組み部分とイメージしてください。
ベッドの骨組み「筋肉」の上には皮下組織という脂肪がありますが、その上には先ほどの「真皮マットレス」がのっています。そしてお布団として表皮がのっています。
ここまでで何となくお肌のイメージができたかと思います。いよいよたるみ毛穴の原因を解説していきます。
たるみ毛穴の原因の徹底解説
先程のベッドをイメージしてください。「マットレス」は使うたびに劣化して弾力がなくなっていきますよね。真皮もマットレスと同じで年齢によって弾力がなくなっていきます。
コラーゲンとエラスチンの劣化が原因です。劣化が進むとコラーゲンはどんどん弾力が失われて、グミ状だったものがデローンと伸びて弾力がない状態になってしまいます。
マットレスを支えていたエラスチンも壊れてしまい、バネとして十分に支えることができなくなります。
そうするとマットレス自体がへこんでしまいますよね。これがたるみ毛穴ができる原因です。
さらに深刻な状態は続きます。ベッドの骨組みである筋肉も加齢によって衰えてしまいます。
もうお気づきかと思いますが、筋肉はベッドの骨組みです。骨組みがゆるみ始めると、その上にあるマットレスもたわんでしまいますよね。
「真皮」と「筋肉」2つの衰えがたるみ毛穴の原因なのです。
たるみ毛穴を改善する方法
もうお分かりだと思いますが、「真皮」と「筋肉」2つをケアしてあげることが大切です。
真皮のケアにはコラーゲンやヒアルロン酸をおぎなってあげるケアがおススメです。
たるみ毛穴におすすめの美容成分
- EGF
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- ビタミンC
- フラーレン
- プリテオグリカン
- ヒト幹細胞培養液
- シグナペプチド
たるみ毛穴は乾燥がひどくなると悪化してしまいますので、保湿がしっかりできる化粧品を選びましょう。
コラーゲンを補ってサポートしてくれるヒト幹細胞培養液やシグナペプチドはたるみ毛穴のエイジングケア1にぜひ取り入れたい成分です。
プリテオグリカンもおすすめ成分です!
たるみ毛穴に有効な筋肉のケア
筋肉は一度衰えると取り戻すのが大変ですよね。でも毎日の顔ヨガやエクササイズなどで筋肉は鍛えられますよ!
まとめ
たるみ毛穴ができる原因が分かりましたので、徹底的にアプローチしてたるみ毛穴をケアしましょう。
たるみ毛穴が目立たなくなるだけで見た目が若々しい印象になりますよ!